植物のこと

はじめての塊根植物|ゴツくて美しい、不思議な植物の世界

こんにちは、KUSABIです。
今回は、まだ塊根植物に触れたことがない方に向けて、基本的な魅力や特徴を紹介したいと思います。

「塊根植物って何?」「ちょっと気になってるけど難しそう…」という方も、きっとこの不思議な世界に引き込まれるはずです。

塊根植物とは、根や茎がぷっくりと膨らんだ植物のこと。
このふくらみは、乾燥した環境でも生き抜くために水分や栄養を蓄えている部分です。

英語では「コーデックス(Caudex)」と呼ばれ、アフリカ、マダガスカル、メキシコなどの乾燥地帯に多く見られます。

塊根植物の魅力は、なんといっても唯一無二のフォルム
太く歪んだ幹、ねじれた枝、ちょこんとついた葉っぱ。どの株もまるで生きた彫刻のようで、二つと同じ形はありません。

見た目はゴツくてワイルド。でも、じっくり見ていると、どこか愛嬌や不思議なかわいらしさも感じられます。

塊根植物は、成長がとてもゆっくり。
数年単位で少しずつ形を変えていくその姿は、「育てる」というより「共に時を重ねる」ような感覚になります。

「珍しい=育てるのが難しい」と思われがちですが、
実は塊根植物は**基本的に“乾燥に強く、手がかからない”**種類が多いんです。

ポイントは「日光・風通し・水のやりすぎに注意」の3つ。
育てる環境さえ整えれば、案外マイペースに育ってくれます。

KUSABIでは、塊根植物をただの“植物”としてではなく、ひとつの作品のように大切に扱っています。
そして、その植物たちが持つ「生き方」や「時間の流れ」を、この明日香村という場所から発信していきたいと考えています。

ゴツゴツした不思議な植物が、あなたの暮らしの中で、きっと新しい空気を運んでくれるはずです。

気になった方は、ぜひ一度、実物に会いに来てみてください。
「こんな植物があるんだ」と思える出会いが、きっと待っています。

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